BUYMA 副業

【BUYMA】海外送金手数料で損をしない為に【トランスファーワイズ】

ぺルラ

海外から日本へ、日本から海外への送金はどうしていますか?BUYMAや越境物販ビジネスを個人でやられている方には海外送金手数料は死活問題。トランスファーワイズを使って海外からでも日本円の送金は可能か使い方をまとめてみました。

 

BUYMA海外送金と国内送金

 

私はイギリスで買付をして日本にいるお客様に商品を発送し日本で日本円で入金があります。ですのでBUYMAにイギリスの口座に振り込んでもらうか、BUYMAに日本の銀行口座に振り込んでもらってからイギリスの銀行口座に送金する必要があるのですが、それをイギリスからオンラインで全て手続きをする必要があります。

BUYMAから日本の銀行口座に振り込む手数料は385円(税込み)、楽天銀行の場合は220円(税込み)、そしてそこからトランスファーワイズを使ってイギリスの口座に送金していました。

今回の検証はBUYMAから直接英国の日本円建ての口座に送金をするのに手数料が1000円(税抜き)、一見海外送金の額に関わらず一律1000円はとても安く見えるのですが、その後日本円を英国の通貨ポンドに換金するとではどの程度受取額に差があるのか実際に使って比較してみました。

 

 

今回検証したケース

 

2020年9月末、同日に同額100万円を送金する際の受取額のシミュレーションをしてみました。

 

トランスファーワイズで送金した際の受取額は7,372.44ポンド(手数料は6323円でレートは134.783

*因みにトランスファーワイズでは一回の送金限度額は100万円までです。

Transferwise

 

一方でHSBC(イギリスのリテール銀行)で換金した場合は7,181.00ポンドでした(1ポンド139.2563円)。手数料は換金率に含まれているのか掲示されていませんでしたが市場の価格に比べて4.5円上乗せされています。

 

HSBC

 

このようにトランスファーワイズとHSBC銀行では同日の比較で受取額が191ポンド変わってきます。191ポンドは円に直すと2万6740円、1件1件BUYMAの手数料、送料、関税、消費税など100円単位まで気にして頑張って出品しているのに一気に2万6740円取られてしまうのはかなり痛いです。。。またBUYMAの海外銀行の送金手数料は1000円なので国内送金手数料の385円より615円分上乗せです。

 

トランスファーワイズって何?

 

私が初めてトランスファーワイズを使ったのは2017年に家を購入した時です、日本の貯金をイギリスに送金する際に見つけました。その頃からかなりサービスも向上して使いやすくなっています。そしてBUYMAを始めてから再度利用していますが、改めてその手数料の安さを再認識。

手数料の安さの秘密はお金の動きです、実際換金をして送金はせずトランスファーワイズの送金先国の口座からお客様の口座に振り込まれるのでこの手数料の安さと手軽さが実現できているようです。

なので手数料は通貨によって異なるようで、対応通貨も限られていましたが今は主要な国は殆どカバーされています。対象通貨・対応送金国はこちらから。

為替レートはマーケットレートをそのまま利用しているので為替が動いている時は数日待ってみたりと自分である程度コントロールが出来ます。(銀行の場合は反映される為替レートがマーケットレートとかなり乖離しているのであまり予測が出来ません)

 

今やクラウドファンディング、融資、ローンなどPtoPの時代、こんな低金利時代で銀行に現金を預けておく意味も無いので、50年後には銀行はもう無いかもしれないですね。

 

 

 

 

新しく始まったマルチカレンシー口座って何?

 

そして遂に今回マルチカレンシー口座が日本で開設できるようになったようです

日本でのマルチカレンシー口座の概要は以下の通りです:

  • 50以上の通貨の保有と管理
  • ミッドマーケットレートでの両替、事前に確認できる安価な手数料
  • 6通貨の受け取り(無料)米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、英ポンド(GBP)、シンガポール・ドル(SGD)、オーストラリア・ドル(AUD)、ニュージーランド・ドル(NZD)
  • 他通貨でのお金の受け取り、日本円への両替、日本の銀行口座への出金(100万円まで)

 

マルチカレンシー口座のページhttps://transferwise.com/jp/multi-currency-account/

 

ここで注意ですが、日本円は受け取れる通貨に入っていないので、海外でトランスファーワイズの口座をお持ちの方は日本円に両替は出来ますが日本円での受取はまだ出来ません!

私のような海外在住者はBUYMAから直接トランスファーワイズの日本円口座に振り込んでもらう事はまだ出来ません。ですが上記6通貨にだと海外から入金を受けることが出来ます。

驚くことに、口座維持費は残高が0でも無料です!(銀行に外貨預金口座を開くと残高によって大概維持費が掛かります)

 

 

日本から海外への送金、海外から日本への送金、海外で日本円from/to外貨に、日本で外貨from/to日本円に。。。

などなど様々なパターンがあるかと思いますが、まだ上記のように少し制約はありますが、どのようなパターンでも銀行など既存の方法を使うよりかかなり手数料を抑えることが出来ます。

  1. 海外の銀行口座を開く駐在員で故郷へ送金する人、海外の家族からの資金の受取り、ワーキングホリデーで海外で過ごす人など、人々は様々な理由で海外の銀行口座が必要になります。
  2. 外国株式への投資(特に米国ではインタラクティブブローカー経由):TransferWiseの顧客は、海外で投資する際に節約することができ、マルチカレンシー口座内の米ドル(USD)を無料で引き出すことができます。
  3. 海外のクライアントと働くフリーランサー:クライアントが希望する通貨で請求書を発行したり、UpWorkのようなプラットフォームからお金を引き出すこともできます。
  4. 海外の事業運営: 海外の従業員、フリーランサー、サプライヤーへの支払い、または法的な理由でサポート内の国への支払いが必要な場合、当社の法人アカウントで問題を解決することができます。
  5. オンライン販売プラットフォームからの支払いの引出し:Stripe、PayPal、Amazon Marketplaceを使用しているオンライン販売者は、収益をTransferWiseのアカウントに移すことで、引出し時の高額なFX手数料を避けることができます。

    StripeからTransferWiseへの出金はこちら

    AmazonからTransferWiseへの出金はこちら

     

 

トランスファーワイズ

 

 

 

 

そしてまだ嘆くのは早い、海外在住者でも日本のトランスファーワイズに日本円で受け取れる口座を開設することは可能です。

 

 

海外に住んでいながら日本のトランスファーワイズの口座を開設する

 

原則マイナンバー(住民票)が無い人・住所確認等の為郵便でアクティベーションコードが送られていたのですが2020年春から、海外在住者の日本の住所確認がなくなり、オンラインでの本人確認に移行したようです。日本円からの送金手続きを作成すると、4桁の認証コードが表示(発行から30分間有効)されます。このコードと顔写真付き身分証(免許証が無い場合はパスポートの顔写真のページと住所のページ)のスキャンもしくは写真をアップロードすれば本人確認が済みます。

その際、やはり登録は日本の住所でないといけないので、日本の実家の住所などを登録に使ってください。

海外在住でも日本の住所で日本のトランスファーワイズの口座を開設し、そこから海外の自分の口座への送金が可能です!

 

トランスファーワイズのデビットカード

 

日本でもデビットカードの発行開始を予定されていますが私はいち早くイギリスでデビットカードを申し込んでみました。(2020年10月現在、日本の住所登録ではデビットカードは申請出来ないようです)

 

デビットカードを申し込むにはまず5ポンド(700 円)の入金をしなければいけません。これはイギリスの銀行口座からオンラインで送金するを選ぶとものの1分、面倒な口座番号の入力などもせずに入金が出来ます。(Pay with access codeというのが出てくるのでそのアクセス番号を自分の銀行のアプリ上に入力するとトランスファーワイズの口座が勝手に入力されます)

 

5ポンドの入力が済むとすぐにカードが発送されます。

 

デビットカードがあると旅行などの際に換金しなくても現地のATM(Mastercardが使えるATMのみとなります)から現地通貨で引き落としが出来るだけでは無く、今まで銀行口座で海外のATMで引き落とすと2%-3%程の手数料支払い、Amexなどはもっととられるかもしれません。買い物の場合も外貨での買い物は1.5%-2.2%ほどの手数料が載っています。

ですので海外出張、海外買付が多い方にはおススメのカードです。

 

Transfer Wise Card

 

まとめ

既存の便利で手数料が安いサービス

日本から海外への送金 

海外から日本への送金 

海外の外貨送金を日本円で受け取る 

 

新サービスのマルチカレンシー口座

海外から外貨送金を外貨のままで受け取る - 6通貨で可能米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、英ポンド(GBP)、シンガポール・ドル(SGD)、オーストラリア・ドル(AUD)、ニュージーランド・ドル(NZD)

外貨の口座内での両替 

デビットカード - すぐに日本でもサービス開始予定(海外では始まっています)

 

手続きのスピード、口座開設の簡単さ、手数料の安さ、全てに満足して愛用していますが、唯一今後変えてくれると期待している点は100万円以上は送金出来ないところです。2回に分ければいいのですが、手数料はその分掛かるので出来れば学費など大きな送金をする方もいらっしゃると思うので、今後に期待ですね。

 

世の中は手数料ビジネスだらけです、特に日本の銀行は振込手数料など預金に利息は1円もつけないのに手数料ばかり請求します。またもっと怖いのが隠れている手数料です、手数料と表記が無くてもあらゆるところに手数料は隠れています!

 

知らなかったで損はしたくありません、じっくり調べて自分のお金を守っていきましょう!

ここまで読んで頂きありがとうございます!

 

 

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